2019年4月26日投稿の旧blogより引用

f:id:mutsumiumi:20190426020015j:plain2019年f:id:mutsumiumi:20190426020337j:plainf:id:mutsumiumi:20190426020412j:plain原毛がなくなってしまったので、またまた、洗いました。

今回は、上の村で12kgの原毛を買って、山の下の村まで馬で降ろしてもらって、下の村で洗いました。

なんと、自宅に源泉のパイプのひいてある家の方にお手伝いして頂きました。

温泉はいいですね。本当に。

源泉かけ流しで贅沢に洗います。

洗いの作業では、原毛を解して、大きな汚れを落としていく。

12kg。

1匹の羊からとれる原毛は600gほど。

年寄りの羊。若い羊。

白い羊。赤茶の羊。白髪混じりのグレー。

毛束が絡まりやすい羊。

ほぐして。

ほぐして。

ほぐしつづけて。

夜になっても終わらず。

次の日も朝から、

ほぐして。

ほぐした後は、熱々の温泉のお湯で油抜きして、その後は、ザルの上でお湯をかけながら、揉み洗い。

そして、たっぷりの山水であらいながします。

2日目の夕方作業終了しました。

屋根の上、テラスには、太陽にあたる羊毛でいっぱいに。

今回は、ギータさんにお手伝いしていただきました。

ギータさんと洗いの作業をするのは、初めてなのですが、彼女は仕事をとてもきちんとする方で。

今までで、1番丁寧に時間をかけて洗いました。

この後の、コーミング。

紡ぎ。

撚り。

編み。

織り。

仕立て。。。

ウールの具合で、紡ぎは大変にもなるし、楽しくもなる。。。

糸の紡ぎ具合は、編み。織りの出来上がりには、かなり重要で。

この後に、必要なウールの量、配色する量などを頭に思い浮かべ、この後、コーミングで、ウールを紡げる状態にしていきます。

洗いの作業は、羊の匂いがして、なんとも幸せな気分になります。

体力仕事ですが。

やっぱり楽しいです。

そして、糸になる過程、その後を想像して、にやにやしちゃいます。

それにしても、こんなに景色も空気も水も綺麗で、羊も、牛も、馬も、犬もこんなに近くにいて、温泉まである。

今日も、部屋の入り口まで牛がやって来た。

夜に星を見ていたら、鈴の音と共に白い馬が徘徊してやって来る。

その後ろには、青白い夜の山並み。静かな夜の村。

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そして、ご飯を食べに行ったら、子供が両手にペンを持って、白い壁に向かって突進していき!もちろん絵を描きました^ ^

いい空気感ですね〜

今日もありがとうございます◎

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