ヒマラヤの高地に、今も、遠い昔から変わらず、羊を遊牧し歩き続ける山岳民族がいます。

羊の原種の発祥の地の一つと言われるヒマラヤ山脈一帯。家畜にも人為的な交配をさせず、食物もずっと種を自家採取し、大昔からたくさんの情報を現代まで繋いでいる村。

標高2700Mの村で8年間、現地の方と共に暮らし、羊の遊牧に、草刈りに共に出かけ。毛刈りも、洗いも、紡ぎも、織りも長老たちが、彼らの方法を伝えてくれました。最初は習い自分の服を自給していた、私でしたが。そのウールが暖かく、着心地軽く、水をはじき、どれほど心地よい着心地か、使えば使うほど魅了され、現地の長老たちにお願いをし、皆で日本での販売分の生産を少量ですが始めました。

できるだけ伝統に忠実に丁寧に、氷河から流れ落ちる川で、薪で沸かしたお湯で原毛を洗い、天日で乾燥させ。車が入れない場所なので、人が、馬が原毛を背負い山道を行き来し、工程を進めていくような作り方です。一年間に作れる商品の量は、限られています。古い古い時代から伝わってきた方法で、日本の価値観に合うように、山の皆さんが一生懸命、鍛錬を重ね、日本の皆さんにも可愛い♡かっこいい!と言っていただける、価値観を理解してくれ、ゆっくりと丁寧に、手間を惜しまず、ウール製品を作ってくれています。。

Photo by Chihiro Haranaga

ショールやセーターを纏うだけで、涙が出た。など。多くの方に衣料品の感想とは思えぬような、お声をいただきました。季節外れの販売会のように思えますが、山岳民族たちは冬の間に、紡ぎ、織り。夏の間は畑仕事に精を出します。彼らのそのままの暮らしに、寄り添いながら製作すると、厳しい冬の終わりかけの、今。 たくさんの新作を携えてまいりました。
ヒマラヤのニットは、雨にぬれても体から体温を奪いにくく、風も通しづらく、蒸れずに通気性もいいので、3シーズンさまざまな天候ので、心身共に健やかに心地よく過ごせる素材です。
コロナの影響で、国境間の移動がままならい間にも、ゆっくりと商品を作り続け、愛知県の 棘 。神奈川県の ふたは。の2店舗と、オンラインショップの、にて販売をさせていただきました。おかげさまで、驚くほど早くに、全店でほぼ完売の状態となりました。BellaTerraの商品を深く理解してくださり、販売にご協力してくださった、大好きなこの2店舗で季節外れのニットの販売会をいたします。大好評、即売り切れのレッグウォーマーは定番商品のほか、春、梅雨、秋にも活躍するような、少し薄手のレッグウォーマースタイリッシュなデザインも初公開。新作スプリングニットアンサンブルなど新デザインもどんどん登場いたします。

ダークカラーのウール製品も。 こちらのシャツワンピースは手織りのオーガニックヘンプコットン。こちらも販売いたします。


植物と人 棘 (愛知県日進市)3月4日(金)5日(土)6日(日)


3月4日(金) 展示販売 (棘のランチは予約制)

3月5日(土) 13:30ー15:30 お話会(開場13:15)17:00までcafe座談、販売タイム お話会の会費はドネーション。入場料‐お菓子ワンドリンク付き 1000円

3月6日(日) 14:30ー16:30 少人数でのお話会 17:00まで お話会の会費はドネーション。入場料‐ワンドリンク付き 500円


予約は、植物と人 棘 まで。FB. Instagramでダイレクトメール、もしくはEメール。yakusoulabotoge@gmail.com


4日金曜は、販売展示メインでお話会はございません。棘のおいしく身体が喜ぶランチをご希望の方はご予約お願いいたします。

5日土曜は、棘自体のランチ営業はございません。お話会は、棘、メインホールにて。懇親のお時間もあり、トークがメインの一日。

6日日曜は、棘のランチ通常営業。お話会は小人数限定で、小さなお部屋で行います。


BellaTerra主催 柴田睦美は、3日間、開店から在廊いたしまして、皆様をお待ちしております。開場の広さに対して十分に余裕のあるよう、人数を制限させていただきますので、事前のご予約をお願いいたします。


‐‐‐‐‐‐‐‐ 植物と人 棘 のすすめ ‐‐‐‐‐‐‐‐


名古屋市本山にあった、薬草ラボ 棘。が、日進市の古民家に移り建物も、畑も大きくなって、お名前も変わり、昨年新しくopenしました。私は、日本に帰国できずにいたので、まだ ""植物と人 棘"" には行けてないんだけど、海外にいる時も、連絡をしない月はないという感じで、常に棘とのプロジェクトは絡み逢い続けさせて頂いておりました。プロの建築家の方に改装を頼み、自分たちの手でも建物に手を入れている時期。お店を大きくする事で起こることに、ジレンマを抱えている時期。その一つ一つに、ゆっくりと丁寧向き合って、棘。 という空間をクリエイトしていました。看護婦さんでもあり優れたアロマセラピストである、店主の三輪さんは、丁寧でシンプルに素材の味も力も引き立てるお料理を作り。星の巡りを読みながら、植物達を選ぶような、トリートメントもされています。ご主人のひろくんは、とにかく優しく穏やかで、本当によくものを見ていて、口数は少なく、みんなが幸せであるように動いていらっしゃる、ステキな方です。その2人が、今、ゆっくりと作り上げている、いやしろち。"" 植物と人 棘""この1,2年、今までのように自由に外出できなかった時期が続いていましたが、何も遠くへ行かずとも、棘の扉はどこでもドアで、そのドアを開けたら、どこか遠く、日常を離れたどこかの空間につながっていて、心も身体も魂も穏やかに包んでくれて、帰る時にはなんとも言えない感覚になってしまう。私も新しい棘には、行ったことないんだけど。美輪さんとひろくんは、ますます美しい魂の光を放っているから、その存在のある場所は、輝く場所なんだと思う。気になっていたけど、まだ。という方も、棘トリップはいかがでしょうか?新しい棘に伺えるのが、楽しみでなりません。是非、是非、棘の空間トリップも。ヒマラヤウールも、体感しに来てくださいね。お待ちしてます。

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