ヒマラヤ山岳遊牧民は縦の移動をする。
夏の遊牧地の高地ヒマラヤの遊牧地へ羊飼いと遊牧の旅へ行ってきました。
標高3000m後半から4000m前半を移動している羊飼いは、以前に一年以上も同じ家に暮らした少年で、同行してくれた私の部屋の家主の兄弟2人とは叔父と甥っ子という関係です。
とても親密に暮らす皆で、羊飼いを追いかける太古から続く牧歌的遊牧に行ってきました。
地球という星のその美しさ魅せてくれる、私の大好きな場所。
宇宙が近くて、星の記憶の集合の煌めきに深く触れた気がした。
生まれてきて良かった。って心から思う、大地に寝転ぶとほっとして、細胞が解けるような自分の大切な聖地に遊牧という行為で巡礼してきました。

そんな高いところまで、今でも登山続けられと思ってなかった。
去年、2ヶ月も寝込んで毎週点滴が必要で、その時ちゃんと回復して、また遊牧に行きたいと切に願った。

やっと、還れた。
全てが圧倒的で魅せられた。

ヒマラヤ山岳遊牧民の暮らし③ 夜明け に続く♡

ヒマラヤ山岳遊牧民の暮らし 夕方から夜

雪のない時期は、標高3000M 後半から4000M前半の森林限界のを超えた丘陵地帯に洞窟に仮設のキャンプを設置し、日中は700~800頭の羊とヤギを連れ羊飼いが遊牧に出かける。
その丘陵の先は5000M以上ある険しい山肌に続き、またその尾根は次の尾根に連なり幾重にも連なりすぐ3つ先の尾根は6000M峰で、その先は遠く離れたキナウルとスピティーと繋がっている。
午後16時ころ背の低い花と下草の生える斜めに大きく波打つような道なき斜面を、羊の群れが草を食みながらゆっくりと斜面を斜めに下に向かって帰ってくる。
同じ頃、ヤギの群れは下方向の斜面にから、洞窟のテントのある寝床に向かって帰ってくる。
やがて、上下二方向からキャンプに戻った羊とヤギの群れの数は700-800頭。
水場が近く、これだけの大所帯がいても空間に少し余裕がありなおかつ後ろ二面が勾配のきつい丘になっている。なだらかなように見えて起伏に富んだ広い丘陵地帯の中に数か所キャンプがあるよう定期的にキャンプを移動しながら、春の雪解けから、また雪が積もるまでの6か月以上、遊牧民は高地で遊牧をしながら洞窟に暮らす。
高地に浮かぶように存在している黄緑色と色とりどりの花が混じるカーペットのような部分の先はそびえる岩山、下方には高地に生える木々の最後の列が濃い緑の部分に分かれているラインが遠くに見える、そんな羊の遊牧に非常に適したこのエリアに、彼らは先祖代々数百年か千年前かわからないらしいが、とても長い間山岳遊牧民という暮らしを続けてきたらしい。
そしてキャンプに羊とヤギが帰ってくると、羊飼いは洞窟で火を焚き調理をし、暗くなる前に食事をとり、暗くなったら焚火にあたり、8時過ぎテントで眠る。
夜に、クマやトラが来て時々家畜を襲うので、羊飼いの青年は、羊の群れのすぐ横のテントに狩猟用の銃と共に眠る。
犬たちが夜の間も、群れ以外から侵入者が来ないよう、常に見張っている。
ヒマラヤの高地の夜は、9月10日の時点でマイナスになる。

火の燃える音と動物と人間の声
真っ暗で何もない空間の広がりを感じる夜
大量の星が輝いて見えた
あまりにも量が多く
密度の濃い星たちは
空を覆う輝く平面のようで

星の天蓋


と、多くの詩人が例えた悠久の空を思うんだ

冷たい風と暖かい炎
闇の中に輝く星を見ながら

すべての存在に感謝の気持ちが溢れた
ありがとう
本当にありがとう

生れてこれてよかった

このテントに寝泊まりしていました

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SNSではうまく伝えきれない! 羊飼いは終末の時代。と、文化人類学の教授の本に書いてあった。
このエリアでも、もうほとんど残っていない、生粋で純粋な遊牧民の暮らしを維持する大家族。
家族の役割の中に、日本人女性のMustumiUmiが、9年の年月を経て、共に暮らし、自分の役割を見出し、共に共存、
文字には残らない生活のすべてを、朝から晩まで一緒に過ごし、智慧と技を伝承しています。

10/1のオンラインライブ配信でヒマラヤから生配信します!!
2023年ヒマラヤ大水害。へ、サポートの為好意でお申し出をいただいたオンラインのお話会を主催してくださった方がいます。ありがたい。本当にありがたい。
オンラインライブの収益は、経費を除き、全額寄付予定です。

【オンラインお話会詳細】
10/1(日)10:30~12:00 
会費 1100円 以上の心地よい金額をお納めください。
☆収益は経費を除いた全額を今回被害に遭われた方に分配予定です。
☆当日より2週間視聴できます。ぜひ!

ー主催兼、配信時のパーソナリティー
セラピスト/ヒーラーの 須藤萬夕 さんと共に質問をする形式で配信していく予定です。
朝日が配信時間中に昇ってくる予定なので、天候が良ければ『 ヒマラヤから朝日の生配信 』できたらいいな。と、楽しみにしています。

ZOOMの招待が必要なようで、主催の須藤萬夕さんのHPに詳細を書いていただいています。
下記のリンクよりお手数ですがお申込みお願いしいたします。

http://hibino-neiro.blogspot.com/2023/09/101zoom.html

ありがとうございます。
光と祝福とともにありますように祈っています

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