Himalayan Wool 私が先住民の方達から学び受け継ぎ伝えていきたい。と、今思うこと。 長文だけど、大事な話だから最後まで読んでくれたら嬉しいな。原毛の掃除。私が生産者として1番大切にしている作業です。10kgを掃除するのに161時間かかりました。社会の商業的な流通を考えると、利益の出る数値でなく、最初から負けビジネスにカテゴライズされるでしょう。でも、ここに私の強いこだわりがあります。 まず、なぜ、原毛... 2023年10月19日
Collection 遊牧の旅 後編 次の朝、私は持ってきた民族衣装を着た。 目の前にいる羊の群れから与えられた羊毛、家長のおじいさんの作った織りの衣に身を包まれている羊飼いの家族の二人。そして、私も同じ羊毛、同じおじいさんと共に織った民族衣装を纏いその地に立つことができた。 羊飼いの家族が代々遊牧を行っているこの場所に来る事だけに意味があった訳じゃ無く、... 2023年10月9日
People ヒマラヤ水害チャリティーのご報告 ヒマラヤの水害へお気持ちを寄せていただき、本当にありがとうございました。合計37名様より、241055円のご寄付を頂きました。世界中で大きな災害が多発しておりますが、今、私の目の前にいる方へ分配させていただきます。 ☆寄付金配布予定の方の主な被害家屋全壊+自宅での稼業の休止 2件家屋半壊+自宅での稼業の休止 3件水害に... 2023年10月6日
Bella Terra 遊牧の旅 中編 夜明け ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「人が遠い旅を求めるのは、自分のいる場所を知りたいからじゃないだろうか。どこまでも遠くに行くと、最後には自分の内側にまで戻ってくるような気がするんだよ」 「死をいま生きている対極に置くんじゃなくて、いのちをいのちたらしめているものとして、自分のなかに親密にとりこんで、そ... 2023年9月15日
Collection 遊牧の旅 前編 ヒマラヤ山岳遊牧民は平面の移動ではなく、季節ごとに縦の移動をします。春夏秋は4000m程のヒマラヤの高地へ遊牧の長い旅へ、秋になり雪が降ってきたら、2500-2700m程の場所にある村を拠点に、毎日雪の中でみ遊牧に出ます。夏の時 長期で4000mの高地で遊牧に出るのは大変体力がいるので、共に暮らす遊牧民の大家族の中から... 2023年9月13日
Event オンラインお話会のお知らせ with 須藤萬夕さん 2023年9月5日 朝7時 ヒマ―チャルプラデッシュ州インド 標高2700M 私の水害の報告の投稿を見てただ金銭を寄付するのではなくて、オンラインのお話会を主催してくださる と、仰っていただいた、セラピストでヒーラーのまゆさん。 まゆさんとは日本とヒマラヤの距離を超えて、信頼と共に意識を共有できる方だと思っております。... 2023年9月5日
Bella Terra ヒマラヤ水害の現状と山岳民族の復興の知恵と逞しさ ふた月前の満月で日本へ、ひと月前の満月にインドへ。そして、インドでひと月巡る。私が日本へ行っている間の、丸1ヶ月インド北部では大集中豪雨が続いていたそうだ。身近な被害は9年前から糸紡ぎを教えてくれていた、マノルマさんの家が跡形もなく流されていた。一緒に働いていた主要メンバーの3家族は未だ避難所暮らし。川沿いにあった道も... 2023年9月2日
Collection ヒマラヤ短い夏の終わり 夏の終わりを感じるヒマラヤ山での作業にも快適な、BellaTerrano作業着。日常着。オーガニックコットンの手紡ぎ。手織り。カディコットンの布のお衣は、BellaTerraとISUZUのもの。遊牧ウールにこだわった、手紡ぎ、手編みの羊毛用品は手作り。知的労働と肉体労働。バランスよく、日々、... 2023年8月22日
Bella Terra 改めて向き合いたいこと 8月31日は、若者の自殺件数が年間最多の日だそうです。 自死。と、向き合ってその先にある生き方をご紹介するような、本のクラファンのお願いと信愛なる出版社さんの紹介です。そして、今の日本では見過ごせない大きな問題ですので、一人一人が正解はない問いに向き合う必要性を感じ文章にしてみます。 貴方は死にたいと思ったこと、行動に... 2023年8月20日