水は、地球の奇跡の旅人。

ありがたい。

ありがたいね~~~

ネパールから、インドへ向かう途中、ネパールの首都カトマンズ、そして、インドのデリーと経由してきたのだが、どちらも大気汚染はすさまじく、空気はもちろん、水道からは茶色の水がでていました。途上国の急発展の裏には、環境汚染、労働や生活環境における格差、日本も同じような道を過去に通ったと、教科書などで見たそのまま。。。ネパールで長くステイしていた、ポカラでは、山からの湧水を沸かして飲んでいました。

ネパールでの私の部屋のキッチンの様子。。。Photo by Elle

今いる、インドのヒマラヤでは、町全体が断水しているので、湧き水を、友人が毎日汲みに行き、届けてくれている。 もう少し、体力が戻ったら、私も自分の飲み水は、自分で汲みに行かなくては。。。

ネパールでも、インドでも、美味しい水なのだけど、人の身体は敏感で、水が変わった事に反応してしまったりもする。 私たち日本人には、水道から水が出ることが当たり前で、それも、日本の水質は水道水でも良質だと、世界各国を旅して思います。 お水が水道をひねると出てくるって、とってもありがたいことです。

そして、そのありがたいお水って、どこから来るのでしょう? ネパールでは、山のお水を汲んで暮らしていましたが、乾季には水が枯れ、かすかに流れる水をめぐって、住民たちはケンカをしていました。 水は、人を癒し、生かすけれど、水がなくなると、人は狂気も、混乱も起こすのだと、その様子を見て思いました。

いま。ここ。 インドのヒマラヤの谷では、ヒマラヤの氷河から一年を通して、無数の渓流になり、村では乾季でも、水が枯れることはありません。 ここに来てから、私は、氷河に感謝するようになりました。

今年は、インドでも、水害が続いています。 近年、氷河の一部が崩れ下流が、急に大増水したくさんの方が、飲み込まれてしまう。という、自然災害が北インド一帯で多発しています。 この谷でも、先日、鉄砲水が発生し、村人たちが流され命を落としてしまいました。

その中には、友人の息子さんも含まれていました。 彼は、16歳で恋愛結婚をしました。私も結婚式に招いていただいて、みんなで踊ったり、ごちそうを食べて、幸せに過ごしたのを覚えています。水力発電に関わる、仕事へ向かう途中、10代の健康な逞しい村の若者ですら、突然やってきた土石流のような増水からにげることはできませんでした。そして、その2週間後、まだ10代の残された奥さんが、赤ちゃんを産みました。 ご冥福を祈っています。

ヒマラヤの村の暮らしは、老若男女問わず、常に、”死”が近くにあります。

ヒマラヤの氷河が崩れ、その下流に、土石流のように押し寄せるそのような現象は、地球温暖化。環境の変化によっておこることだよ。と、つい先日も、環境問題についてのコラムで読んだばかりでした。

温暖化が進むことによる熱波や豪雨という「極端現象」の頻度や強さが増す。と、いう記事を目にしたのと、この村での出来事が起こったのは、ほぼ同時期でした。 ニュースの中の出来事じゃなくて、本当に、ヒマラヤでは、そのような現象が起こっています。

未来の子供たちに、美しい地球の環境を残したい。伝えたい。と、思っているのに、現実には、未来あるステキな若者が命を落としてしまい、その冥福を祈っています。

その話を、私の師匠と慕う、おばあちゃんと話した時、おばあちゃんは、山々を指さして言いました。 あっちの谷のあの川は、40年前に氾濫した。 こっちのこの川は、25年前。。。昔も氾濫することもあったけど、間隔は数十年単位だった。 でも最近は、たった、数年の間に、あっちの川も、こっちも川も氾濫しているね。 ずっと、ヒマラヤを見てきた長老たちが言っている。 自然災害の間隔、頻度が、変わってきているよ。と。。。

さて、私たちが生きていくのに欠かせない”水”は、どこから来るのだろう?

氷河から。。。雨から。。。 じゃあ、それは、どこから来るのだろう?

海から上がる水蒸気かもしれない。。。 地上から上がった煙が、何かの化学反応を起こして、雲になったのかもしれない。。。

水は、地球の中で姿を変えて、上から下へ。。。 下から上へ、旅する旅人。。。

ヒマラヤの氷河も、私の生まれた、葉山、湘南の海も繋がっていると、私は思う。

ガテマラの糸を紡ぎ、織り、自給的な暮らしをしている、先住民族の方から、なぜかFBでメッセージが来たことがあった。 彼らは、しきりに私に言っていた。 糸を紡ぐことは、宇宙の声を聞くことで、地球と宇宙と一体になることだと。 そして、山の上と、下流の町の暮らしは繋がっていて、互いに影響を与えているんだって。

私も、そう思うんだ~

遠く離れた、太平洋に面した、ユーラシア大陸の東の果て、私の故郷と。。。

この、ヒマラヤの4000M、5000Mの場所にある氷河の水や、全ての自然環境は、お互いにつながりあって、作用しあっているって。。。

水は旅人。。。

私たちを、生かし、命を奪う。。。

この地球の、想像もできないくらいの、奇跡のようなつながりのひとしずく。。。

今、目の前にある、お水を尊び、愛を持って接することは、遠く離れた、地球のどこかの、美しい自然環境を愛する事と同じに思う。

ひとしずく。

ひとしずく。。。

小さなひとしずくは、 この地球の大きな偉大な循環の一部だと、昔の人は知っていたんだろう。

ありがたい。 ありがたい。と、手を合わせ、水に感謝を捧げていたんだろう。

水は、地球の奇跡の旅人。

ありがたい。

ありがたいね~~~

photo by Elle

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 今日のこの投稿を書くにあたって、とても影響を与えてくださっている方がいらっしゃいます。

Ryuichi Nakamura さん。

地球環境に優しいビジネスの実践者であり、発信者。中村さんの投稿は地球環境のこと、また、じゃあどうしたらいいのっていう事を、一緒に考えましょう。という、イベントのご紹介など、知恵の宝庫です!https://www.facebook.com/ryuuichi.nakamura.3

尊敬する地元の先輩、どっきーさん。

とても博識で、いつも私にの、少し先の未来に必要な情報を、教えてくださったり、大切なメッセージをくださる方です。日本を出発する前に、数冊の本を選んでくださって、持たせてくださいました。その本たちからの影響も絶大です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー私は、体調は回復してきました。優しめのご飯が、食べれるようになり、毎日、近場の散歩をしています。

近場の散歩が、山道だから、季節の花や、虫、その全てが、あまりにも美しくて、感謝が溢れます。。。

ビタミンと、ミネラルが不足しているのかも。と、この土地でとれる、リンゴや洋ナシを美味しくいただいています。

アウトドアナイフを、研いで、綺麗に磨き上げたり。 お陰様で、幸せに過ごしています。

ここに来ると、水、風、土、太陽、火。。。

自然のエレメントがすぐそばにあって、それらが、循環しているのが、暮らしの中に感じられます。

畏怖と感謝の思いが自然と湧き上がってきてくれます。

素直に、雑念なく、自然の循環を感じられ、あまりの美しさに、一瞬、魅入ってしまい、時が止まってしまう事が、しばしばです。

飲み水があること、それを運んできてくれたこと、本当にありがたいことです。

私たちが、今日も、命を繋いでる、その奇跡に感謝を込めて。

皆様が、健やかで、幸せで、今日もお過ごしでありますように。

ヒマラヤより愛を込めて

MutsumiUmi

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