-----white shawl-----

wool---2019 summer wool direct from Himalayan shepherd...

Shpherd--- Dolu family in H.P. India

sorting--- Umi

wash--- Pabna　Umi

Spin---Kanbara Nani

Weave--- Teji

このショール、Bella Terra の定番で、オリジナルデザインです。

山の村での手作りのショールと、山の町の工房で作っている手作りのショール、インドのお店に並んでいる手作りのショール。。。何が違うかと言うと。。。

山での作業は、羊飼いから、織りまで。。。すべての作業が昔から伝わってきた、伝統的な方法でされています。

洗い方も、紡ぎ方も、織り機も、古から伝わる方法です。

織りについては、街の工房では、幅広の現代風に改造された織り機、手紡ぎでも電動の糸車を使うので、幅広ので質感の違うショールができます。

村では、手作りの機ですので、幅は狭く、二枚の布を縫い合わせて、一枚の大きな布を作ってきました。

世界中の、民族の手織り布でも、二枚はぎ、三枚はぎ、日本の着物も腰幅の織り機の幅で反物が織られています。。。

この山の人達が、民族衣装で来ている大判のショールの丈を、使いやすいイサイズにしたものが、この定番ショールになっています。。。

真ん中に繋ぎはありますが、それが、魅力の一つだと思います。

繋ぎ目なしのショールを織るには、新しい種類の織り機を買わなくてはなりません。

そして、伝統の織り機は去っていってしまいます。。。

いろいろ、考えた末。。。　BellaTerra の定番は、彼らがずっとやってきた方法で、先進国の皆さまが使いやすい、大きさや、デザインを提案していく形になってまいりました。。。

そして、縦糸には紡績糸を使っております。横糸は、woolの手紡ぎの糸です。　　

私も、縦糸も手紡ぎのwoolがいい。と、頑なに思っていました。村の人達は、縦糸は、紡績糸がいいと、しきりに言い続けました。。。　何枚も何枚も、織ってみた結果。紡績糸で織った方が、薄く、軽く、しなやかに出来上がります。

両方を手紡ぎのwoolにすると、とても分厚く、重く、暖かいです。マイナス２０，３０度の山の中で、羊飼いをするには、最高の機能性です。今私たちが、生活している環境と、その生活には、厚ぼったく、戦前のマタギのおじさんが山から、東京に出てきたような見た目になることでしょう。。。

紡績糸で十分すぎる暖かさもあります。暖房があるのが、当たり前になっている社会には、見た目、薄さ、適応性を考えると、紡績糸を使った方が適応性がある様に思うのです。

織りに機にかけた後、縦糸は、力をかけて引っ張ります。その力に耐えるには、手紡ぎ糸の場合２本の糸を撚って強度を出します。縦糸を紡ぐのにも、とても技術がいります。村の中でも数名の熟練者しかこの技術は持っていません。そして、高齢のため、もう、ショール一枚分は紡ぎきれないと言います。

この手の生地は、たまに出来上がります。分厚く重いですが、本当にかっこいいです。どうしてもと言う方には、オーダーでお待ちいただいております。

そして、このショールの縦糸には、ほんの少しナイロンがウールに混ざっています。これも、私自身が着てみて使ってみた、結果、軽さ、速乾性、暖かさ、軽さと。。。そして、材料費、手間賃が抑えられますので、総ウールのものと比較して、お安く提供できるのも嬉しい点です。

洗っていくと、ナイロン感は、どんどんなくなっていきます。紡績糸を使っていても、時間と共に、纏う人に寄り添ってくる感じは、自分で紡いで、織って、使ってみて確認いたしました。

織りの特性から、表に出るのは横糸です。　横糸は、山のみんなの手紡ぎのウール糸。。。縦糸にアクリル混の紡績糸。これも２１世紀に、この技を残していくための一つの形と。。７年目にして思ったりしております。

　　

一般のショールより長めに作ってありますので、纏うと美しいひだが出ます。

子どもをおんぶして、ショールにくるまったり。。使い良い大きさです。。。

横糸は、スピンドルで紡いだ糸で織っています。

このショールの質感は、インド、ネパールの大きな生地屋さんが、街を歩いていると、声をかけてくるほど。

Bella　Terra の定番のショールです。

ヒマラヤの大地が繋がる命の輪を作り出し

羊飼いが羊の群れを連れ歩くところから。。。

毛を刈り。。。洗い。。。紡いで。。。織って。。。

簡単に想像がつかないけれど。。。

こうして、一枚のショールが出来上がります。。。

全ての作り手のお名前はこちらに表記しておりますが。。。

PEOPLE 　のカテゴリーに一人ずつのストーリーも書いておりますので、よろしければご覧ください。。。

Photo credit - Samarth Rajora
https://instagram.com/samarthrajora?igshid=bbzrplvi18x8

Model -Aya Chiba and Nima

Aya Chiba
https://instagram.com/himalayacrystalgrid?igshid=scntdir5t5vt

Nima
https://instagram.com/nimanimawirewrap?igshid=1ubumomw4ikzv

Produced by ... Bella Terra Mutsumi Umi