People 洗いの作業より。愛をもって働くとは何か。 山岳遊牧民族の衣服の自給のプロセス遊牧→刈り取り→原毛掃除、選別→洗い、乾燥→カーディング→紡ぎ⇒“毛糸”この工程の“洗い、乾燥”まで作業が進んできました。 遊牧、刈り取り、選別、掃除、の一つ一つの工程それぞれに、どこまでも良質を追求することができます。それは熟練の手のみが知る事だと感じています。上質な手紡ぎ糸から出来... 2024年7月11日
Collection 遊牧の旅 後編 次の朝、私は持ってきた民族衣装を着た。 目の前にいる羊の群れから与えられた羊毛、家長のおじいさんの作った織りの衣に身を包まれている羊飼いの家族の二人。そして、私も同じ羊毛、同じおじいさんと共に織った民族衣装を纏いその地に立つことができた。 羊飼いの家族が代々遊牧を行っているこの場所に来る事だけに意味があった訳じゃ無く、... 2023年10月9日
Bella Terra 8月のみちる月 インドへ 7月の月満ちる夜、日本へ降りたち8月の月満ちる夜、インドへ飛ぶ ひとつの月の巡りをユーラシアの東の果て太平洋に続く海沿いの街で過ごしました たくさんの方にお話会や展示会にいらしていただき、ありがとうございました。突然決まった帰国も、有意義な時間でした。サポートしてくださったり、共創、共存してくださった皆様のお顔がインド... 2023年8月2日
Bella Terra MutsumiUmi in Japan ヒマラヤに住むってどんな感じ?って、一言で言ったら。目、鼻、口、耳、触覚。人間として持っている力を最大限に引き出して、自然と対話して調和して生きのびる。という感じなのかと思います。肺も、消化器も、脳も、すべてを最大限に活用していないと、過酷な環境では、命を落とすことは簡単です。 日本に来て、携帯を持たずに暮らして都内の... 2023年7月17日
People 羊飼いとの暮らし 日本への帰国の10日前。おじいさんは、日本に持っていけるように織り物を始めようと言った。この織りに使う糸は、一昨年の秋に毛刈りし、丁寧に掃除をし、洗い、紡いだもの。そして、この一か月で二枚目の織り。おじいさんの眼差しから伝わってくるものがあった。私の方の仕事のスケジュールは多忙を極めていた。その予定の中に織り物も入って... 2023年6月30日
People グジャラートの旅編 最終回。村に戻るまでのお話と最後にお知らせを。 羊飼いで家主のおじいちゃん。彼から学んでいることは、一生の宝です。 皆様こんにちわ。グジャラートという、手紡ぎ手織りの聖地の旅を終え山に戻ってきました。インドに来て、色んな宗教の講和を聞く事が増えました。その中でよく言うのが、自我を手放し、大いなる存在に捧げなさい。という一説。あんまりよく分からなかったのですが、ヒマラ... 2023年6月8日
Bella Terra 祈り 感謝 私たち人類は火を扱うことができる生き物。大自然の中の暮らしでは、マッチ、ライター、小型ナイフ。は必需品です。 ヒマラヤの羊飼いは、いつもポケットに忍ばせています 料理も薪ですることが多く"火" が私達に生命を与えてくださっている。ことを実感します。 ナイフも調理だけでなく、ちょっとした植物や木を切ったり、それは生活の必... 2022年8月7日
People Umi UmiBella Terra の主催者。日本に生まれ育ち、2008年よりバックパック1つで日本や世界を旅しながら、各国の先住民族やパーマカルチャー、エコビレッジなどを巡り、インドヒマーチャルプラディッシュの山岳遊牧民と糸つむぎ、織りの技術に2014年に出会う。理由も分からずこの地に強く惹かれ、糸をつむぎ、この土地に住む... 2022年7月6日
Bella Terra 満月の光の元 全ての生命が輝きますように 今日もお祈りをしお水を汲ませていただき湖畔でお弁当を食べて珈琲を淹れて 古い記憶を持った木々の中森を歩き大自然と会話をし溶けていった たくさんの思考は消え古い参道のように真っ直ぐに真っ直ぐに道を示してくれたようだった 満月前の聖なる山はしっかり道を照らし シンプルにただ進んでいいのだと 恐れることはないのだからご縁を信... 2022年4月16日
People うつくしい ひと ヒマラヤの村のみんな 美しい人間という動物で 彼らと共に暮らして 彼らのおかげ様で 人間に成ってきた 体の細胞レベルで 太古の昔から 繋がる記憶を持った 人間になってきた そんな気がする 本当に全ての生命のお陰様だから 共鳴できる人と 重なり合って 波紋を広げて ハーモニーを奏でて 紡いで みんなを包む 地球のめぐみの... 2022年4月16日