2019年9月12日。旧blogに投稿したものを引用
今日、こちらに来て初めてパソコンにインターネットが繋がりました。
嬉しい。写真をまとめてあげてみます。
最近こちらは、村人総出で山へ芝刈りに行かれております。
山もり背中に担いで降りてきて、干して、ため込んでいらっしゃいます。
冬の牛や、羊のエサを今から用意し始めます。
私も、草刈りに誘われています。まだ、体調が本調子ではなく、やがてお手伝いに行く予定です。
もう冬の準備が始まっています。
雨季の山並み
この子の名前は、ニルマーラ。 よく遊びに来てくれる。ある日の朝、花束を作って遊びに来てくれました。ステキな朝。うれしかったよ~~。ありがとう
ニルマーラとソニア かわいいお隣さん。
ニルマーラとソニアのお母さんは朝から山に行ってしまったので、この日は私が学校の支度をお手伝いすことに。投稿時はおさげに決まっています。
お隣さんの朝ごはんの風景。
織物をしているお爺さん。この日、この布の織り上がりまで見せてもらう。
村は、今、干し草作りの真っ最中。広場は一面、干し草だらけ
この前、日本に帰国中に結婚をあげた二人。村にも戻って、お祝いに遊びに行って、記念に一枚。二人で農作業に向かう姿が幸せそう。新郎もますます逞しく生き生きしてきています。とても幸せそうな二人。見ていて幸せになります。末永くラブラブでいてください。
大量に干している草。大きな岩陰に積んでいく家族
枠の間にどんどん押し込んでいきます
干し草を撚りながら、束を作っていく。父と息子、並んで撚っては、束ねて、積んでいく。
家族みんなで真剣に働く。子供も一人前に要領良くこなしていく。
ひかりのパイプオルガン。
最近、幾つかの詩集を読んでいました。少し古いものが多く、その頃の作者が見ていたような世界が目の前にある様に思います。なんだか、親近感が沸いてきてしまったり、本がお友達になってきています。。。本当に村に一人なのでしょうがないとしておきましょう。
好きな本を読んで、きれいな景色をを見て、音楽を聴いて。
ゆっくり、身体とも向き合っております。
やはり、標高が高いのに、最初から無理しすぎたな~と思いました。
最後に、最近読んだ詩を。。。
ヘッセ詩集より
村のゆうべ羊
羊を連れた羊飼いが
静かな小道を通って入っていく
家々は眠たげで
もうたそがれ、居眠りをしている
私はこの村の中で
ただ一人の異邦人だ。
悲しみ痛む私の胸は
憧れの杯を底まで飲みほす
道がどこまで私を連れて行っても
どこにでもなつかしいかまどの火が燃えていた
ただ私はついぞ、自分のふるさと
自分の国というものを感じた事がない