このロングスカートは私の日常着で、もう10年以上も少しづつ改良してきました。 この服を着ると心地よくて、一日が優しいリズムを紡ぐように流れていく。そんな相棒の様な1枚であれたらと思っています。 リバーシブルで2つの表情が楽しめ、シンプルなデザインはワンピースの下に重ね着したり、多様な着こなしの想像を膨らませます。 中世...
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mutsumiumiの記事一覧
6月20、21日の2日間、合計15㎞標高差で700mくらいを歩いていた。太陽の角度の高いこの日だけが特別とは思わないけど、今日の植物は生命力にあふれていた。標高も2500m前後の山道を歩くのだから、疲れないわけがない。歩き続けるうち思考が停止し、大地の呼吸と自分の呼吸が共鳴しているような感覚の時が来る。命の力のみなぎる...
‐‐‐ MutsumiUmiとKadhiの出会いと歴史的背景 ‐‐‐ カディコットンとは、インドの手紡ぎ手織りの布の名称です。 イギリスが植民地支配をしていた時代、イギリスの機械織り綿布に対する対抗運動してマハトマガンディがインド各地を徒歩で巡り、塩と手織り布によるインド人の自立と平和の道を促し普及したといわれています...
2024年12月~2025年1.2月の展示会に向けて、作品達がうぶ声を上げています。毛糸の品質が過去最高です。セーターは柔らかくて着用した瞬間の肌の感触が、過去に体感したことの無い、こんなセーター今まで着たことない。と、恥ずかしながら公表させていただいちゃいます。180時間の掃除の成果♡と、10年同じメンバーで切磋琢磨...
心地よい肌触り。つい手が選んでしまう。そんな洋服があると毎日がちょっと豊かに感じます。インドという国と縁が繋がって、夏の洋服は東インドの原種の綿花の手紡ぎ手織りの布に出会い、心地が良くてここ数年この布ばかり着ています。自分が気に入っていた布を織る工房を、年に1回訪問しています。エリア全体の空気感が心地よく、働く人も真面...
今年も原毛掃除を頑張ってます。その中でどうしても書かなきゃいけない。とロックな思想が頭から離れず数日。勇気を持って投稿します。 永遠に続くかのように少しづつしか進まない原毛掃除。地味な作業の割に肩腰が痛くなる。原毛に着いているノミに噛まれすぎて、防護のためにカッパを着ているけど、全身で100箇所は余裕で刺されているため...
人と動物が紐や柵でコントロールしなくても一緒に暮らしている姿は、見ていてとても暖かくて幸せな気分になるんだ。気がついたら、羊飼いの家族といつも一緒にいるようになって、あっという間に月日がすぎていった。この辺りでもどんどん遊牧民は減っていて、こんなの真面目に羊飼いしている家族はもうほとんど居ないけど、彼らと過ごす日常はハ...
【糸紡ぎを通して伝えたいこと】 ヒマラヤからも毎月のオンラインクラスを続けていますが、最近の「紡ぐ集い」はとてもいい感じで、初めは自信なさげなみんなの表情が、クラスが終わる時には心もオープン、笑顔も何かを掴んだ満足気な自信に溢れてる。ただ黙ってそれぞれに糸を紡ぐだけなのに。そうそう。私が伝えたかったのはこれなんだ。 【...
BellaTerra
インドのヒマラヤ、徒歩でしか辿り着けない山岳民族の村より。
伝統的な遊牧民の暮らしを現在も営む方々と暮らしながら、太古より伝わる方法で羊毛の衣服を製作しているブランド『 BellaTerra 』のオフィシャルBlog
数十年前まで、自家消費用に自給自足の衣服や毛布を作っていた彼らの技術はそのままに、モダンでシンプルなデザインを製作しています。
高地を遊牧することで羊たちは上質な羊毛を育み、伝統的な手仕事で紡がれる糸は機能性も肌触りも上質です。
近代化の起こる前の世界から時空を超えた『Love letter』のような日々の暮らし。
おとぎ話のような羊飼いの日常は、人間本来の輝き健やかさは、資本主義社会に生きる現代人に大切なメッセージを残してくれているように思います。
Message from Himalaya・・・
伝統的な遊牧民の暮らしを現在も営む方々と暮らしながら、太古より伝わる方法で羊毛の衣服を製作しているブランド『 BellaTerra 』のオフィシャルBlog
数十年前まで、自家消費用に自給自足の衣服や毛布を作っていた彼らの技術はそのままに、モダンでシンプルなデザインを製作しています。
高地を遊牧することで羊たちは上質な羊毛を育み、伝統的な手仕事で紡がれる糸は機能性も肌触りも上質です。
近代化の起こる前の世界から時空を超えた『Love letter』のような日々の暮らし。
おとぎ話のような羊飼いの日常は、人間本来の輝き健やかさは、資本主義社会に生きる現代人に大切なメッセージを残してくれているように思います。
Message from Himalaya・・・