家の前を毎日通る馬の群れを見ていて、聞いていた。この馬達は蹄鉄されていないし、綱にも繋がれてない、その足音の響のことを。
干し草を食べている音ではなくて、その辺に生えている野に咲く若葉を食べている、その生野菜を切るような響のことを。
群れで行動しリーダーのみがベルをつけていること、鞭も手網でもなく、人と会話しながら移動している響のことを。
無口な羊飼いのおじいさんと
織物をしながら無心になっていると
目の前を通る馬たちの響き
人間との関りより人を寄せ付けぬ神々が棲むと言われるヒマラヤの山中で、何百もの羊と馬と共に生きてきた羊飼いのおじいさん。
羊たちは羊飼いのの言葉や意思を理解しています。
今は年を取って遊牧には行けないけれど、飼っている鶏も牛もおじいさんになついていてお利口です。
人間の言葉じゃなくて、大自然と動物たちとたくさん会話してきた彼と一緒に作業をしてると、とっても静かな時間が流れます。
そして、たくさんの想いが流れてくるのです。
彼らの声
彼らの心
彼らのありのまま
もっと、もっと、深い世界でヒマラヤを
表現出来るようになりたい。
レコーディングを始めて
音を通して感じるヒマラヤの世界
ますます美しい。
人も動物も植物も昆虫も爬虫類、一生懸命生きていて 輝いています。
本当にこの星は美しいと思うのです。
風、水、土、火。
全ての存在のお陰だと
全ては繋がっています
全ての存在が幸せでありますように
感謝と祈りと愛をこめて
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この羊飼いのおじいさんの飼っている羊
私の洗った羊毛
おじいさんが紡いで織って、私が縮絨をかけた布
そんな布からできたベストを何年も何年も
大切に愛情を込めて着てくださっている
ミュージシャンの逆瀬川了さん。奥様のねねさん。
ねねさんが撮影してくれた展示会の映像に
笛の音や了さん自身の羊さんを模した声を乗せ
短いビデオを作ってくれたのは昨年の冬の事。
ヒマラヤの自然音を録音したいと想いを明かしたら
その映像とその音声とセッションしようと
言ってくださったお二人
7月19日水曜日 横浜、金沢文庫
ASABAアートスクエアでのお話会で、そのビジョンが現実になりそうです。
まだまだ、一人ではとてもとても伝えきれない。
ヒマラヤの偉大で雄大な森羅万象。
このおじいさんのベストといえば、逆瀬川さん。
というくらい、おじいさんの手仕事に抱かれていらっしゃる、お二人との共演。
楽しみでなりません。
初めての試みです。私が素人すぎて力不足でお恥ずかしいのですが、お二人に身を任せ挑戦してみたいと思っています。
この企画をメールでシェアしてくださっただけで、と~っても感動してしまいました。
そして、ASABAアートスクエアの和子先生、はるさん、淳子さん。はるみさん。
逆瀬川ご夫婦にも、私にも、親戚の様に愛情をかけてくださる、ベストメンバーで皆様をお迎えできるようです。
当日は、ねこじゃら亭のはるみさんのローフードのランチ。
そして、ロースイーツは、逆瀬川さんの淹れてくださる野生珈琲と相性ピッタリ。
地球と宇宙の祝福のひとしずく。BellaTerraのお洋服も展示販売いたします。
こころに響く時間になると。私は思うのです。
皆様と響きあえますこと楽しみにしております。
本当にありがとう。
今から感謝と感動です。
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