展示会のお知らせ @Asaba Art Square 2024/12/13.14.15

2024年10月25日 2024年10月30日

ヒマラヤの山岳遊牧民と共に暮らし、彼らと共に羊を追いかけ、糸を紡ぎ、織り、編み。10年になりました。工房ではなく、村の人達の暮らしをそのままに、家族や自分の為に作るように丁寧に伝統に忠実にウールの衣を製作しているブランド「BellaTerra」の2024年冬の展示会のお知らせです。

今期の展示会の旅も横浜「ASABA ART SQUARE 」からスタートします。
ASABAさんの魅力と言ったら、世界中の先住民の長老たちが交差し、彼らと共に過ごしてきた知恵と英智の生き証人「浅葉和子さんとご家族の皆様」が、紡ぎあげてきた《場にみちる愛》でしょう。

今年はヒマラヤに来て10年目の記念するべき展示会。10年の集大成と意気込み、BellaTerraは構想製作に2年をかけ、満を持して過去最高の作品達を展示販売いたします。
言葉にするだけで緊張でいっぱいですが、BellaTerraとして活動する前。ただ、ヒマラヤで糸を紡いで羊を飼って暮らしていた頃から、見守ってくれていたASABA ART SQUARE さんです。

14(土)に開催されるお話会
《MutsumiUmi with 逆瀬川了》
古くからの朋友「逆瀬川了氏」と共に行います。お話会の本番も過去に何度も回を重ね毎年クオリティが上がっています。
実は本番以外でも打ち合わせ、リハーサル。いつもその時の最高を目指して、何年も楽しみながら切磋琢磨を続けている逆瀬川氏との共演は、語り尽くせぬこの10年を、今、最大限にお伝えできると信じています。
多くの部族の長老達が祈りを捧げたASABAさんで、浅葉和子先生のイロコイ族のお祈りの輪を、参加者全員で囲みひとつの輪になれる事を夢見ています。

お話会の詳細は↓

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『ヒマラヤ山岳遊牧民と10年』

～森羅万象を紡ぐ衣展～　2024、2025冬

2008年．現代社会に疑問を感じ自給可能な暮らしを想い旅を始め、
2013年北インド、ヒマラヤ西部の2700Mほどの山岳遊牧民の村で糸紡ぎに出逢いました。

遊牧民が悠久の時を命のバトンを繋ぎ現在まで残した技の結晶。４０００Mの高地を遊牧し、手刈りした羊毛を氷河から流れる水で洗い、世界最古の方法で糸を紡ぎ、自家製の織り機で布を織り、暖かく軽い着心地の優れた冬の衣に姿を変えます。

遊牧民は地球の森羅万象と共に生き、その循環の中から衣を作り、その衣は生き物の様に土に還ります。日本で日常使い出来るおしゃれなデザインに仕立てた衣は、すべて一点物、高地を歩く羊の様に呼吸や温もり優しさ逞しさ。ヒマラヤの大地に生きる命の美しさが衣になりました。

ヒマラヤの高地を遊牧され、健やかに育った羊達

子供のような輝く目をした老人の、しわらだけの手の温もり

氷河から流れる清流、太陽、火、空気、植物、命の循環の一つの点

大自然のつながりが原料を育み、紡がれ糸になる

美しい地球の息吹を人の手で紡いだ、一期一会の衣たち

“ヒマラヤの森羅万象のひとしずく”に、触れにいらしてください

【BellaTerraのものづくり】

衣の創作に携わった作り手の名前の書かれたカードを、共にお届けしています。

WebBlogで作り手の名前を検索すると、実際の写真や暮らしの様子を知ることができます。

衣食住の生産者や過程を知り国籍や文化を越えて、人と人がお互いを知り心の繋がる流通の形を目指しています。

【 MutsumiUmiのお話会】

ヒマラヤの道路のない徒歩でしか辿り着けない村に、日本で生まれ育った私が暮らすことは、一度今までの価値観を失い再構築するような軌跡でした。10年間の暮らしの中で書き溜めた手記から、いくつかを実際の写真と映像や音声を使ってライブ形式でお伝えします。ヒマラヤの10年の暮らしで長老から受け継いだこととは。。。

12/14(土)13:30- (13:00会場)

お話会のご予約・お問い合わせ:

《 ASABA ART SQUARE 》横浜金沢文庫

045-368-3380
harushima1210@ezweb.ne.jp

住所:横浜市金沢区金沢町205(金沢文庫駅徒歩7分)

https://www.asaba-art-square.com/