「大切な衣」丁寧に使っても予期せぬ汚れや黄ばみが付いてしまうこともあります。また経年と共に少しずつ糸が痩せくるような感じもあります。
毎日の相棒としてたくさんお使いいただきたい気持ち。
長くご愛用いただきたい気持ち。
衣を長く着用する古来から知恵に「染め直し」という知恵があります。

Bella Terraの羊毛用品も、岡山の草木花染め工房「Terra・手葉」さんで、購入後、着用後数年が経っても、染め直しをすることができます。
「Terra」 の芦原美也子さんご家族は、岡山のお山の上にセルフビルドで美しいアトリエを作り、植物を自分で育て、薪火で染めている、人としてもアーティストとして尊敬している存在です。

BellaTerraでは羊を飼うように、長い時間ご一緒できる愛おしい衣。として傍にあれたらとも思います。
一年、二年と共に過ごしたウールをもう一度染め直すことで、毛糸の質感もしっかりしまり、新しく可愛らしく愛おしく、生まれ変わって帰ってきてくれます。

「terra」の美也子さんの誠実さや作品への愛情のおかげで、昨年以前にご購入いただいたbellaterraのきなりのレッグウォーマーなども、染め直しをご案内することができます。
そんな衣との関わりがご提案できる事を、とてもとても誉れに思います。
今年も、Bellaterra ∞  terra のコラボ作品を 皆さまにご紹介できることを、とても嬉しく思います。


【Terra 美也子さんよりのメッセージ】

どんな仕事もそれぞれに大切で尊い作業ですが、特別な想いが湧きあがるのは「染め重ね」という工程。

色を重ねることによって、衣が発するバイブレーションが新たになるのを体感しています。共に歩んできた衣に植物の新たないのちを重ね、再び持ち主の元へとかえっていく。その循環は喜びでしかないのです。

2024年からご縁をいただいたBellaTerraヒマラヤウールと草木花染のコラボレーション✨
長く愛用したことによってあらわれる色の変化が見られるウール、白や生成りのウールたちの染め直し・染め重ねのオーダーを承まわっています。

Bella Terra染め直し

長く愛用して汚れてきてしまったり黄ばんできてしまったりしたウールが生まれ変わる、染め直し・後染めのオーダーを承ります。 
薪の火によって煎じた植物のいのちが大切なウールに宿ります。 
 白色はもちろん、淡いグレーのウールも重ね染めが可能です。 同じ染料で染めると白のウールよりもグレイッシュな色に染め上がります。 
 酸や油が強くウールに付着したものは染めた後、その部分だけが染めムラになる可能性があります。一度ご相談いただいてからのオーダーをおすすめします。 
 染め直しの料金はアイテムや染め色によって異なります。また、草木花で染めれる色は染料の掛け合わせによってさまざまな色を生み出せます。 この植物で染めたい、あの色に染めたいなど、DMにてご相談くださいませ。 

terra HP : http://www.plantdyeterra.com/


Instagram / plantdyeterra : https://www.instagram.com/plantdyeterra/


mail : plantdyeterra@gmail.com

ご自宅で育てたマリーゴールド染め

インドではマリーゴールドは神様への捧げ物の聖なるお花です。

マリーゴールドで染めると、真ん中の写真の様なグリーンに染まります。

左側のピンクは「五倍子&茜染め」 です

右のオレンジは「玉ねぎ染め」です

元々染めてあったウール製品も使っているうちに、シワの表側に頻繁になる場所と、そうでない場所ムラでむらが出てきます。

その上からワントーン明るい同じ植物の色を重ねれば、ムラになってしまったところも、美しいグラデーションに。

逆にワントーン暗い同じ色を重ねても、渋くておしゃれですね。

もとより「一つ一つ違う一点物」手工芸が、使う方に合わせて、経年と共に全く違う見た目と風合いに育っていく。

寒い冬はたくさん使ってもらい

春を迎え、洗ってもらって

夏は箪笥に寝かせてもらい

また秋には、冬の準備で目を覚まし

その過程で

直したり、染め直したり

姿を変えながら

古くなってもやっぱりこれ

と思って頂けたら、とても嬉しいと思います。

そういうモノとの付き合い方は

日本にも古くからあって

ヒマラヤの村の暮らしにも共通する価値観です。

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