Bella Terra ヒマラヤのスマッジングミックス 【 秋の薬草仕事 】ヒマラヤで植物も動物たちも、冬の始まりを告げています。私達人間は、干し草を貯め、来年の為に野菜の種を乾かし、家畜の干餌を作りと、とにかく干して干して蓄えて、冬を乗り越え、来年の春、また新しい命を芽吹かせる準備をしています。命の枯れる季節は、芽吹きの季節に繋がっている。そうして世界は大きく息を吸い、吐... 2024年11月3日
Bella Terra 山の村への道のり 山の村には車道がないです。八百屋も商店も下まで歩きます。って、実際は想像もつかない事のはず。今日初めて下から家まで写真とビデオ撮ってみました。投稿の順に徐々に標高が上がります写真には映らなかったけど、歩いてる途中し至近距離に虹が出たり、お天気雨で世界がキラキラしたりしました。ネットが微弱なので、ビデオの投稿はこれが限界... 2024年9月30日
Bella Terra 秋の始まり 17/09/2025 秋の始まり たくさんの食べ物が目の前に大地から採れ、古来種の野菜を食べると驚くほど心身ともに元気が出ます。 たくさんの命が冬に向け、歌い働いています。 香辛料にしている野草、薬草が収穫の時期です。乾燥させて冬の分を保管します。料理の味付けに、薬にいつも活躍してくれます。 収穫したとうもろこしの、種... 2024年9月17日
Bella Terra ヒマラヤの日々 2024年4月 三か月ぶりの山の家へ 日本から3か月ぶりに戻った山の家にはネズミが沢山入り込んでいて、寝具も食器も食料庫も全てを水場に運んで洗って片付けていました。ネズミの通り道の穴を塞いで、布団を手洗いするのはトレーニングのようで筋肉痛が酷かった日々です。ネズミに着いていたであろうノミに刺されて、全身ボコボコです。さらにネズミさんた... 2024年4月16日
Bella Terra 4000M high altitude, With Shepard family ありのままそのままの何者でもない 飾りもせず引きもせず 誰に見られることもなく誰に愛でてもらう訳でもないヒマラヤの高地に咲き広がる虹色の花畑のように1輪のようが尊く尊く 美しさや醜さは人が決めるジャッジのひとつ 美しくもなく醜くもないただなんでもない 森羅万象のひとつの点でたったそれだけであることの尊さを遊牧民のおじい... 2024年2月17日
Bella Terra 先住民的、愛と共に生きるということ ヒマラヤの村では、配偶者が亡くなり未亡人となったら1年間厳密な喪にふくす。女性の場合、一切の身につける衣服を白かグレーにする。今年の8月、おじいさんは真っ白の民族衣装を織り始めた。その意味を家族の全員が知っている、だけれども誰も何も言わない。私は、ショックでたまらなくて長い工程の最中、写真も1枚しか撮れなかった。それど... 2023年10月29日
Collection 遊牧の旅 後編 次の朝、私は持ってきた民族衣装を着た。 目の前にいる羊の群れから与えられた羊毛、家長のおじいさんの作った織りの衣に身を包まれている羊飼いの家族の二人。そして、私も同じ羊毛、同じおじいさんと共に織った民族衣装を纏いその地に立つことができた。 羊飼いの家族が代々遊牧を行っているこの場所に来る事だけに意味があった訳じゃ無く、... 2023年10月9日
Bella Terra 遊牧の旅 中編 夜明け ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「人が遠い旅を求めるのは、自分のいる場所を知りたいからじゃないだろうか。どこまでも遠くに行くと、最後には自分の内側にまで戻ってくるような気がするんだよ」 「死をいま生きている対極に置くんじゃなくて、いのちをいのちたらしめているものとして、自分のなかに親密にとりこんで、そ... 2023年9月15日
Collection 遊牧の旅 前編 ヒマラヤ山岳遊牧民は平面の移動ではなく、季節ごとに縦の移動をします。春夏秋は4000m程のヒマラヤの高地へ遊牧の長い旅へ、秋になり雪が降ってきたら、2500-2700m程の場所にある村を拠点に、毎日雪の中でみ遊牧に出ます。夏の時 長期で4000mの高地で遊牧に出るのは大変体力がいるので、共に暮らす遊牧民の大家族の中から... 2023年9月13日
Bella Terra ヒマラヤ水害の現状と山岳民族の復興の知恵と逞しさ ふた月前の満月で日本へ、ひと月前の満月にインドへ。そして、インドでひと月巡る。私が日本へ行っている間の、丸1ヶ月インド北部では大集中豪雨が続いていたそうだ。身近な被害は9年前から糸紡ぎを教えてくれていた、マノルマさんの家が跡形もなく流されていた。一緒に働いていた主要メンバーの3家族は未だ避難所暮らし。川沿いにあった道も... 2023年9月2日