ヒマラヤ村暮らし 羊飼いの詩 この村の人口は100人ちょっと。 二家族が羊飼いで、250匹ほどの羊がいます。 2014年の冬。雪の降るヒマラヤの村から村へ登山していた時。私の心をわしづかみにした光景。日なたに座って糸を紡ぎ、編み、織っている人たち。軽く伸ばされていく手から、雲から光がさすように、糸が生まれてきて光景も。笑顔の口元には歯がなくて、子供... 2022年10月9日 mutsumiumi
ヒマラヤ村暮らし ヒマラヤの秋。 溢れんばかりに、もりもりと食べ物やお花が実っています。これぞ、パーマカルチャーの源流なのだと、感じた景色が広がっています。村の羊飼いの家に行くと。駐車場にしたら2台分位の土地+岩という軒先の土地に。 上の写真 左に続く景色 ・雑穀2種 アラマンサス。milleto・とうもろこし・かぼちゃ・唐辛子・大きな高菜・なす・マリ... 2022年10月4日 mutsumiumi
ヒマラヤ村暮らし 糸を紡ぎ、生きる日々の中で 肉体を持って存在している。ということが。これだけの年月、この星にいさせていただいていますが、未だに慣れてない感じがあって。 つい肉体の有限性を、忘れてしまうことがあったり。 肉体という存在ゆえ、そこに痛みが生じて苦しいとか、様々な気持ちを体験しているのですね。また、その逆で、心地が良い状態が続いて欲しいと思ったりするの... 2022年9月13日 mutsumiumi
ヒマラヤ村暮らし 神事の季節 玄関の先に模様を描いて。お花を飾ります。魔法陣のような意味があるのかな?日本のお正月のようにインドでは通年、お花と模様とで玄関を清めます。 雨の季節。 ヒマラヤの短い夏は、神事の季節。 こちらの神様は、普段はお寺に居ますが、お神輿に姿を変えて、山を昇って村か村へ祝福を届けに行ったり。 時には、何日も何日も歩いて、300... 2022年7月18日 mutsumiumi
ヒマラヤ村暮らし ヒマラヤは、雨の季節 昨日の夕暮れは、光が雲の間から梯子のように、大地に差し込んでおりました。 ヒマラヤは雨の時期に入りました。 こちらは、雨が降り続くことはなく、晴れていたと思うと、雷がなり、大きな雲が高い山の稜線からもくもくと、空の天蓋を覆い、雨が降りだします。 石でできた屋根に落ちる雨の音は、柔らかく眠くなってしまいます。 草や樹に触... 2022年6月24日 mutsumiumi
ヒマラヤ村暮らし ヒマラヤの春。すべての生命が懸命に生きている。 山の暮らしにもどってきました。 日本に戻るため、山を降りたのは、雪の降る頃でした。それから3か月を日本で過ごし、こちらに戻って、まず最初の作業は小屋を開けることでした。私の棲んでいるところは、本当にシンプルな掘っ建て小屋なので、いない間に、たくさんの住人が住み着いてしまいます。 煙突には、小鳥が巣を作ったようです。羽ば... 2022年6月2日 mutsumiumi
wool 作業の様子 今年で8回目の冬。見える景色も変わってきました。 パソコンが壊れたので、長文は投稿しないなんて前回思ったけれど、やっぱり無理で。ヒマラヤの冬は、感じる事が多すぎて、書かずにはいられない。長い文章だけど心を込めて投稿します。 写真は残念ながら、携帯からだと投稿できない。何故かわからないけれど。FBとインスタグラムには投稿できているので、末尾にお知らせを書きます。 こちら... 2022年1月5日 mutsumiumi
Blog ヒマラヤの冬 山の人は、干し草を刈って積んだ山の上に花を置き、ほんの一瞬、祈りを捧げたり。羊の毛を紡ぎ終わった時に、その駒に一瞬祈りを捧げたり。ウールの仕事の報酬を受け取る時に、祈ってからしまう。 自然から頂いたものに対しての、ほんの一瞬、一瞬、の祈り。今、自分の命を支えてくれている他者を感じた一瞬の祈り。そして、今自分がこの世に存... 2021年12月13日 mutsumiumi
Blog 美しい地球 ◎ 偉大なる宇宙 溶けていく。。。この宙に。。。この星に。。。 細胞も、思考も、シンプルに。繊細に。。。 私の身体の小さな素粒子が、この大自然の素粒子の振れ幅に、ゆっくりと馴染んでいっているようです。 Oneness へ、優しく包み込まれていっています。 地球は、今日も私達を愛しくれて。その愛で、胸いっぱいです。... 2021年10月23日 mutsumiumi
ヒマラヤ村暮らし 水は、地球の奇跡の旅人。 水は、地球の奇跡の旅人。 ありがたい。 ありがたいね~~~ ネパールから、インドへ向かう途中、ネパールの首都カトマンズ、そして、インドのデリーと経由してきたのだが、どちらも大気汚染はすさまじく、空気はもちろん、水道からは茶色の水がでていました。途上国の急発展の裏には、環境汚染、労働や生活環境における格差、日本も同じよう... 2021年8月29日 mutsumiumi