今日から展示会のスタート。朝から支度をしていると和歌山からみかんが届きました。
箱を開けるとキラキラみかんがいっぱい✨


マニアックな話なんだけど、1番好きなみかんの種類は『早生みかんのSS』です。
柑橘の品種でも収穫時期の早い品種を「早生みかん」と呼びます。
果汁が酸味を含みつつ甘くて、ぷりぷりした食感です。
そらくんとさーやちゃん。というお友達が、有田みかんの収穫バイトに行っていて『早生みかんのSS』を送ってくれたのです。
みかんの木に沢山なる『みかんの実』
普段あんまり考えないけど、みかんの木になるみかんって全部同じ味じゃないんだよね!

それに気がついたのは、2010年頃日本の季節労働をしていた頃、私もみかんの収穫バイトに行っていた時のこと。
みかん農園で農家さんにみかんの味について教えてもらって、木になっているたくさんの実からみかんの見た目だけで「こんな味だろう。」って予想したりするのが楽しかった。
バイト仲間で『それぞれが見つけた、今日1番美味しそうだったみかん品評会』が夜な夜な寮で行われたりする日常でした。
それ位、同じ木になるミカンでも味が違う事を、現場に入って知ったんです。

その頃、沖縄で黒糖作りのバイトに行ったり、昆布の収穫バイトに行ったり、第一次産業の現場を体感したことで、食べるものに対する常識が覆って、流通の形を第一次産業の現場から知ることができました。

その時の疑問や葛藤や感動が、世界を旅するようになってもっと大きく点と点が繋がっていって、ヒマラヤの遊牧民の暮らしに出会って、私なりの解を行動で表すことが、ヒマラヤに住んで、自分の自身の世界に生まれ来た疑問の一つへ、自分なりの答えだった様に10年以上彼らと過ごして、今、落ち着いて思います。

それが本当の解なのか、まだまだ途中なのかわからない。
わかる必要も。
意味を求める必要もないんじゃないかと。思考が至る様になってきました。

ただ、友人が選んで送ってくれた『みかん』は、私の好みの味にぴったりでキラキラ綺麗に箱の中で輝いていているんです。
味が美味しく感じるのは気分じゃなくて、糖度など測ったら科学的にスーパーのみかんとは違うと思います笑
箱がキラキラに見えるのも、箱詰めを機械でガーーーっと生産量を上げていくと、蓋を開けた時にキラキラ見えないことが多いかったりするのです。

2017年12月上旬のヒマラヤのお部屋

今日はBella Terra の展示会の初日なのですが、どうして、私が羊飼いの文化と彼らの手紡ぎ手織りを習うことにしたのか。
朝届いたみかん箱は、いろんな思いを引き出してくれてます。

私のこの世界への疑問への『解』

友達が選んでくれた、ミカンは美味しくてなんか幸せ
私達が選んだ、羊毛も心地よくてなんか幸せ

地球はいつも美味しさや優しさを与え続けてくれていますね。

地球はいつも美味しさや優しさを与え続けてくれていますね。
それを感じる事ができるのも『人』に生まれてきたからこそ。

『人がこの世に生まれてきる意味』
その答えも、遊牧民の村のにはステキなな信仰があります。
それは、また書きましょうね。

皆様よき日を!

展示会の初日 開店の11時からお客様に
いらして頂いて、とても嬉しいです☺️

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