世界最古の糸紡ぎから古代織機の展示　本当の遊牧民の暮らしの展示会　＠上野原

2024年12月29日 2024年12月29日

『森羅万象を紡ぐ衣展』

ヒマラヤの山岳遊牧民の彼らと共に羊を追いかけ、糸を紡ぎ、織り、編み、、
暮らしを共にして10年の歳月の中での集大成が形になる
Bookcafé魔法の森で衣の展示会とBookcafé魔法の森限定で古代織機での糸紡ぎを公開します。

【期間と場所のお知らせ】

2025年01月10日(金), 11(土), 12(日), 13(月) 17(金), 18(土), 19(日)　全日11:00-17:00
「Book café　魔法の森」上野原
ヒマラヤ遊牧民伝承の糸紡ぎから古代織までを再現展示＆BellaTerraの衣の販売。

住所:山梨県上野原市鶴島2277
(JR上野原駅徒歩10分)
問い合わせ:sion490422@gmail.com
Instagram　mahounomori_bookcafe

それは昔、地球では当たり前の事だった
糸を紡ぎ、木を切り家族で織り機を作って布を織った。
材料はいつも大自然が与えてくれた。
衣食住をまかなってくれるこの世界に、母なる地球に、父なる宇宙に感謝し、祈り生きた。
人間という種族は、他の命も栄えるよう働く役割をもって生きていた。
世界を心で見た。心で聞いた。心で触れた。心で味わった。心で話した。
近代文明から最近まで切り離された羊飼いの私の師匠は、
「それがあたりまえで、みんなそうやって生きてきた。」と、
夕方の空の下で遠くを見ながら話してくれるんだ。
見晴らしの良い風の抜ける場所に夕方になると静かに座っているんだ。
私はその時間が大好きで、横に黙って座るのが日課になって何年も経つ。
織物と言うと大層な準備が必要そうだけど

道具などは使わず、自分たちでノコギリで作った道具と、自分の太もも、足、手、指、と、身体を糸に繋ぎ、自分の身体と道具を結び付け一体にして織りの準備をしていきます。

家族やコミュニティで織り機を作り、そうしてできた服をのを着ていた子供たちはやがて大きくなって、また自分の子供や孫の服を作ってあげる。
息子や孫は「これはうちの羊でおじいちゃんが作ってくれた服だよ！とっても暖かくて雪の日は市販の服より暖かいんだ。」と、
立派な道具を誂えなくても電気がなくても、十分すぎる衣を人間は自分たちの手で作ってきた。
そうして生きる人達はとても幸せそうで、子供たちは先進化が進む社会の中で自分の自信をもって自分の足で歩いていきます。

私もその暮らしの仲間に入れてもらえてとっても幸せだから、私も地域やコミュニティのみんなと協力して、織り機を作って、布を織る音を響かせたい。だから、糸を紡ぐところから織物をするところ、そうしてできた衣達をひとつなぎで展示することには意味があると思ってます。

美しい地球の息吹を人の手で紡いだ
『ヒマラヤの森羅万象のひとしずくの衣』と、『私がヒマラヤで受け継いでいるもの』に
触れにいらしてください。

【お話会について】

お話会 -『未来に紡ぐ大切なこと』

⁡⁡1月12日(日曜)　Mutsumi Umi with 逆瀬川了　
13:30〜16:30詳細はお申しMutsumi Umi with 逆瀬川了　込みフォームと
ディスカッションにてご確認くださいお申込みフォームhttps://docs.google.com/.../1FAIpQLSddZF.../viewform　

展示会中は忙しいと、ヒマラヤの暮らしをお伝えすることができる方とできない方がいます。

きちんと、私が見てきた境を表現するために朋友の逆瀬川了氏とお話会をしています。

⁡
⁡10年の間に書き残してきた数々の遊牧民と糸紡ぎと織りから連なる、ヒマラヤのお山の普通の人たちの暮らしのストーリー。⁡心に響くハイライトのお話達と共にヒマラヤで収録している、映像の上映と自然音を合わせるライブ形式のお話会。⁡

⁡音楽家である逆瀬川了氏によるヒマラヤの自然音を味わうためのスピーカーの配置、お話に合わせた映像と音のミキシング、そこに逆瀬川氏のライブ演奏の笛の音や民族楽器の音色がハーモニーします。