『 森羅万象を紡ぐ衣展 』
ヒマラヤ山岳遊牧民と10年
2008年.現代社会に疑問を感じ自給可能な暮らしを想い旅を始め、
2013年北インド、ヒマラヤ西部の2700Mほどの山岳遊牧民の村で糸紡ぎに出逢いました。
遊牧民が悠久の時を命のバトンを繋ぎ現在まで残した技の結晶。4000Mの高地を遊牧し、手刈りした羊毛を氷河から流れる水で洗い、世界最古の方法で糸を紡ぎ、自家製の織り機で布を織り、暖かく軽い着心地の優れた冬の衣に姿を変えます。
遊牧民は地球の森羅万象と共に生き、その循環の中から衣を作り、その衣は生き物の様に土に還ります。日本で日常使い出来るおしゃれなデザインに仕立てた衣は、すべて一点物、高地を歩く羊の様に呼吸や温もり優しさ逞しさ。ヒマラヤの大地に生きる命の美しさが衣になりました。
ヒマラヤの高地を遊牧され、健やかに育った羊達
子供のような輝く目をした老人の、しわらだけの手の温もり
氷河から流れる清流、太陽、火、空気、植物、命の循環の一つの点
大自然のつながりが原料を育み、紡がれ糸になる
美しい地球の息吹を人の手で紡いだ、一期一会の衣たち
“ヒマラヤの森羅万象のひとしずく”に、触れにいらしてください
2024.5 Winter BellaTerra 展示会とお話会の日程のお知らせ
2024/12/1(日) @レラウタリ 上野原
糸紡ぎ&カカオセレモニーリトリート 詳細は↓
2024/12/13(金), 14(土), 15(日)11:00-17:00 展示会+お話会
「 ASABA ART SQUARE 」横浜金沢文庫
14(土)お話会 MutsumiUmi with 逆瀬川了
住所:横浜市金沢区金沢町205(金沢文庫駅徒歩7分)
お問い合わせ・ご予約: 045-783-9705
https://www.asaba-art-square.com/
展示会、お話会の詳細は↓↓↓
2024/12/22(日), 23(月), 24(火)11:00-17:00 展示会
「 日用美 」 神奈川二宮
住所:神奈川県中郡二宮町二宮1022-2
お問い合わせ 046-368-3380
https://nichiyobi365.wixsite.com/nichiyobi
2025/01/ 10(金), 11(土), 12(日), 13(月) 17(金), 18(土), 19(日) 11:00-17:00
「Book café 魔法の森 」 上野原
ヒマラヤの糸紡ぎから古代織を再現展示
1/12(日)お話会 with 逆瀬川了
住所:山梨県上野原市鶴島2277
(JR上野原駅 徒歩10分)
問い合わせ:sion490422@gmail.com
Instagram:mahounomori_bookcafe
2025/01/24(金), 25(土), 26(日)12:00-19:00
「 ヨモギドラゴン」明治神宮前・原宿
住所:東京都 渋谷区神宮前6丁目8-10 AIHARA Ⅱ 2F
お問い合わせ:050 1514 2922
Email:botanicgreen@gmail.com
2025/2/1(土) 2(日)
「Tamisa 」京都 松井山手
住所:京都府京田辺市大住虚空蔵谷5‐1(山手ガーデン内)
お問い合わせ0774-29-9092
https://tamisa-yoga.com/studio/matsuiyamate.html
2025/2/14(金)15(土)16(日)
「森の美術館」 宮城
住所:宮城県柴田郡川崎町大字前川字松葉森山1-197
問い合わせ:amof.2021kawasaki@gmail.com
https://cyan105501.studio.site/
【BellaTerraのものづくり】
衣の創作に携わった作り手の名前の書かれたカードを、共にお届けしています。
WebBlogで作り手の名前を検索すると、実際の写真や暮らしの様子を知ることができます。
衣食住の生産者や過程を知り国籍や文化を越えて、
人と人がお互いを知り心の繋がる流通の形を目指しています。
【 MutsumiUmiのお話会 】
ヒマラヤの道路のない徒歩でしか辿り着けない村に、日本で生まれ育った私が暮らすことは、一度今までの価値観を失い再構築するような軌跡でした。10年間の暮らしの中で書き溜めた手記から、いくつかを実際の写真と映像や音声を使ってライブ形式でお伝えします。ヒマラヤの10年の暮らしの中で長老達が伝えてくれたこととは。
12/14(土)お話会 @Asaba Art Squea with 逆瀬川了
1/12(日)お話会 @Rerautari with 逆瀬川了
【世界最古の糸紡ぎ伝承の集い “紡ぐ集い”】
雪のヒマラヤの村で山岳民族が、駒のような道具で糸を紡ぐ姿に魅せられて暮らすようになりました。世界中の先住民が続けていた方法を長老たちから習い彼らの生き方を伝えてもらいました。現代社会とも交わる中で、世界の変化は私達の手には及ばないけど、糸を紡ぎ大切な人に心を繋ぎ、この世を去っていく彼らのような年寄りになりたいと思いました。
言葉にできない体験を糸紡ぎを通して、日本帰国時は対面で、ヒマラヤ滞在中はオンラインで毎月レッスンを行っています。
足るを知り丁寧に生きる。そのシンプルな幸せを、紡ぐ集い。で体感していきます。【紡ぐ集いの新規のご案内】
2024年12月1日(日) 1day糸紡ぎリトリート@Rerautari 上野原市
詳細はこちら↓
【古代織再現プロジェクト】詳細はWebサイトにて
遊牧民の家族は羊を飼育し糸を紡ぎ、織り機も家族で協力し、布を織ってしまいます。おじいさんは、昔はそれが当たり前でみんなしてたんだよ。と言います。
家族や地域で衣食住を協力して生み出す。そんな人間の営みを見て、人が生きるって尊いことだと思いました。画面の中の世界が加速し広がる時代に、親や地域で織り機も自作し布を織る姿を見せることができたらいいな。その両方が共存する世界が、MutsumiUmiの新たな夢です。
2025/01/ 10(金), 11(土), 12(日), 13(月) 17(金), 18(土), 19(日) 11:00-17:00
山梨県上野原市 「ReraUtari」 にて、ヒマラヤの古代糸紡ぎから織りまでを再現展示を含めた販売会
【 Mutsumi Umi プロフィール 】
2008年より旅を始め2013年旅の途中、ヒマラヤの山岳遊牧民と出会いにより、人の手が介入していない大自然の営みを目の当たりにし人生の大きな転機を迎える。
以来、ヒマラヤ標高2600Mにある人口100人ほどの徒歩のみでたどり着ける村に遊牧民と暮らし、古代より伝わる糸紡ぎや織りを学んでいる。
村人達が継承する原始的な技法で作られる布を用いた衣服のブランド“ Bella Terra ”を立ち上げ、現在もヒマラヤの村で遊牧民と共に過ごし、遊牧、紡ぎ、織りが日常の中に在る素朴でシンプルな暮らしを実践、創作、発信している。