MutsumiUmi のお話会と、インドの大地と人々の手によって生まれた衣たちの販売会

日時:7月19日(水)
場所:ASABAアートスクエア
≪ お洋服の販売 ≫ 12:00ー17:00
≪ お話会 ≫ 13:00-15:00
会場お席料: 1000円
お話会の料金:1000円以上で御心に沿う金額をお納めください。
会場費とは別途でお願いいたします。

wお話会のお申し込みはこちら↓
https://forms.gle/ewsar6eTfvy6krJU6
※お話会の参加はイベントページの参加ボタンでなく、2分で終わりますのでフォームの入力を、お手数ですがよろしくお願いいたします。
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山岳信仰の聖地。山岳遊牧民族の方の棲む人口100名足らず、車もバイクも通らない小さな村に身を置いて9年が経ちました。
羊飼いと共に暮らし世界最古の手法で、糸を紡ぎ布を織る。
村の智慧と技術のある長老たちと共に、日々、衣を作っております。
たった9年の間に大きな先進化という開発の波が押し寄せています。
羊飼い。シャーマン。神官。という人達との仲が自然と深くなり、戸惑いながらも、私の存在も介入しながら、うたかたのこの世を彼らも生きております。
美しすぎる大自然、ヒマラヤの信仰と共に聖地に生きる山岳民族。そして、日本や欧米諸国を行き来してきた日々は、私の中の葛藤をとても大きくし、逃げだすか、自分というちっぽけな存在を認め、彼らと共にまっすぐ現実と向き合うか。という選択肢しかありませんでした。
多くの智慧と叡智を持つ長老たちが託すような言葉を残して、新たな旅路へ旅立って逝きました。
足ることを知る彼ら。貨幣経済が入ってくることは否めないけれど、日々の生活や会話の中に、先進国で育った私が今は亡き祖母に幼いころ聞いたような、素朴で幸せな生き方が溢れています。
それを聞くたび、経済は世界のみんなの平等な幸せのためであったらいいな。と、改めて思いました。
気候変動などの大きな手も付けられないと思うような問題も、先進国の人、後進国の人、お互いが興味を持って、普通の暮らしのリアリティを知りあう。そして、皆さんもご先祖様がぽつりぽつりと話してくれたような、暖かい思い出の中にあるような小さなことを、次世代に伝えていくことに何か意味があるのではないでしょうか?
山岳遊牧民は、外の世界をほとんど知らずに生きています。
文字によって教えを残すことはない彼らです。9年一緒に過ごして、言葉もわかるようになったし、春夏秋冬を一緒に過ごして、やっと言葉にしてもいい気がします。
何のために祈るの?
自然と共に、星と共に暮らす。大地やほかの動物との関わり方。
先住民族、遊牧民にとってどういう事なの?
この身体、私たちの精神、そして、私たちが生きている地球、宇宙を彼らはどうとらえているの?
私は、音楽、絵、踊りなど、これといった才能はない人間です。そして、日本に帰る度に、もっと欲しくなったり、逆に持ちすぎている日本に吐き気がしてしまったり。感情の起伏も皆さんと同じように在ります。でも、私には還る場所があります。 
ヒマラヤの大自然は、命もろとも流してしまうんじゃないかと思うくらい強力に、すべての命の内部を浄化し続けています。
長老たちは幼子のような瞳で、いつも待っていてくれる。
犬も、牛も、羊も、馬も、小鳥も、虫も、植物も。。。命をきらめかせながらお山にいてくれる。
この美しく豊かな地球という星、人間を含めたすべての生き物の美しさに感謝が溢れる。という状態に、チューニングを戻してくれます。
お話会の内容は、知識人でも、著名人でもない、ただの遊牧民と共に暮らす人の話です。偉い人の本に書いてあるような事です。
皆さんが知っている分かっているようなこと。
地球への感謝、すべての存在の幸せを祈る。そういう、心の奥にある気持ちに、みんなでチューニングを合わせて調整する。
衣の存在、お話、そして、参加してくれるあなたを通して、儀式ではなくて、ただ、何をしていなくても、ただそこに存在している感謝と幸せにあふれる時間になったらいいな。と思います。
今、この瞬間にあるすべての存在が、光と祝福と共にありますようにと祈りを込めて。
その想いからの行動から生まれた、地球と宇宙の祝福の一滴である美しい衣たちも展示させていただきます。ぜひ、地球の息吹に触れにいらしてくださいませ。お待ちしております。

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【プロフィール】 Mutsumi Umi

神奈川県葉山町出身。国際アロマセラピスト資格取得後ホテルスパで活躍。2008年より、真の健やかさ、植物、地球との繋がりを探究すべく沖縄から北海道までを大地に根ざした人々を尋ね歩く。2011年より、欧米、アジア、オーストラリア各国のオルタナティブコミュニティや先住民族を巡る。暮らすような旅を続けていたが、2013年インド、ヒマーチャルプラディッシュ州で山岳遊牧民族に出会い、糸紡ぎを始めたことをきっかけに、外部からの移住者のいない人口100人ほどの徒歩のみでたどり着ける村に住み始める。羊飼いに伝わる伝統的な糸紡ぎ、織りなどを始めとした民俗文化、そして日々の全てを長老たちから伝承していただき、その日々の中で世界の平和や世の中の先進化の中で、失われていく自然環境などを体感する。先住民族の叡智より生まれた、原料の生まれる過程からから地球の命の循環に沿った衣服 Bellaterraを立ち上げ、村の人々と共に日々作業に勤しむ。また、インドで志同じくするNGO等と提携しオーガニックコットンの服なども製作、販売している。現在も村で日々の暮らしを、長老たちと共に営み、伝統の手仕事をし、それを作品や手記として、各国に発信している。

https://bellaterrawool.com

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